私は学生時代に空手の道場（フルコンタクト）に通っていましたが、稽古に行かない時期が長く有り、中途半端なままやめてしまいました。それが社会人になり、３０歳を過ぎてからもずっと心の奥に引っ掛かっていました。

そんな時、ある格闘技雑誌で拳真館が紹介されており、その逆転の発想による技術“倒そうとして強く打ち込んでくる突きにこそ立ち関節技がかかる！”に見 入ってしまいました。それは学生時代の経験から、フルコンタクト空手では、特別な才能がない限り、体格が勝り、筋力の強いほうが結局は勝つものだと思って いた私にとって画期的なものでした。この拳真館の空手を習いたい、これは空手をやる最後のチャンスではないかと思い、早速近くにあった聖蹟桜ヶ丘支部に見 学と体験稽古の後、入門させていただきました。拳真館は女性の道場生が多く（それで入門した訳ではありません）明るい雰囲気です。これは館長をはじめ、指 導員の各先生方の人柄によるものだと思います。

学生時代に経験のあった私ですが、まず指導員の先生方の技量に驚きました。強いのは当然ですが、体の使い方や技のメカニズムを分解して、誰もが理解できる丁寧な指導法に目からうろこが落ちる思いでした。

最後に、先般の拳真館主宰の大会に参加させていただいた折に、指導員の先生方・道場の仲間達等たくさんの応援を受けて試合をすることが出来ました。三十代半ばになってこのような経験が出来るとは思ってもいませんでした。ありがとうございました。押忍。

（会社員：３5歳）

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