F.S.A.拳真館 倒せる空手の技術と立ち関節技
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 Fighter's VOICE


〜昇段審査を受けるにあたり、入門の動機と現在の心境〜


  私が、国際F.S.A拳真館に入門した動機は、格闘技が好きであったということと、護身術としての技を身につけたいという目的からでした。 入門以来現在に到る迄、ほぼ週に2回の割合で修業を続けてきました。そしてその間に多くのことを学びました。
 例えば、私は元来勝気な性格で、自分さえ強くなれば良いという、思い上がった考えを持っていましたが、しかし、そのような考えでは、自分自身にとっても又一緒に修業する仲間にとっても、好ましい状況ではないことが分りました。
 館長は、「修業を通して、自分が強くなりたいと思ったら、相手も強くなってもらうように努力すること、お互いが成長することによって、初めて自分も強くなれることができる。それは相手に対する思いやりの精神であり、社会生活を営む上でも、とても重要なことである。」と指導されました。 事実、その調和の精神が大切だと思います。
 また、修業の目的について、いろいろと考える機会がありました。確かに、入門当初から強くなりたいという目標がありました。しかし、「強さ」とはいったい何だろうか、相手を倒す力だけが強さであるなら、結局は行き詰ってしまいます。つきつめて考えてみたら、それは、「頼れる自分自身を作ること、自己の確立」、その目的の為に、一つの要素として強さが必要となることが分かりました。
 例えば、不正や回避することの出来ない危険に直面したとき、自分に対して自信が無ければ、結局はいくら心の中で、「なんとかしなくてはいけない」と思っても、自分の身の安全だけを考えて、見て見ぬふりをし、長いものにまかれろ、の、ことなかれ主義に陥ってしまいます。ですから、自分の意思を貫き通す為にも、それに対応できるだけの自信が必要になります。その自信の裏付けとして、強くなる必要があることが分りました。
 特に現代社会は、いじめの問題が大きくクローズアップされています。もし、我子がいじめられたり、恐喝されたりした場合に、勿論子供自身に強くなるよう説得しますが、親は、「何があっても子供を守るんだ」という強い意思を持たなくてはいけないし、自信となり得る強さが求められると思うのです。私は、それが本当の意味での強さだと思います。 その為にも修業に邁進しなくてはならないと思います。
 しかし、実際に修業を続けていく上で、いろいろ迷ったり挫折することもあります。そんな時に私を支えてくれたのが、尊敬し信頼できる館長であり、仲間であったと思います。 そして、私の考えに理解を示し、精神的、物理的にサポートしてくれた家族のおかげだと感謝しています。 
 現在、私は子育ての真最中で、なかなか思うように修業できませんが、焦らずに末永く継続していく心構えで、現在出来る範囲で努力し、修業に取組んでいきたいと考えています。

女子部初段 是佐さとみ


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