F.S.A.拳真館 倒せる空手の技術と立ち関節技
Full Contact Submission Arts

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 Fighter's VOICE


〜私が拳真館を続ける理由〜


 かれこれ3年前、40歳になったのをきっかけに「普通の中年おじさんにはなりたくない。」という、単純かつ不遜なきっかけで何か武道を始めようと思いました。ただ、私は昔から『体育会系のノリ』が嫌いで、手紙の最後に『押忍』なんて書いてあると、何となく敬遠したくなり、「いかにもその方面の人」が集まっている団体なら、早々に引き上げようと考えていました。
 電話帳で高円寺に少林寺拳法の団体(その後、Full Contactの空手団体として独立)があるのを知り、早速見学に行きびっくり。館長の羽山先生は身体はがっしりしているものの、しゃべり方といい物腰といい、どこから見ても上品な紳士然としています。(後に、本業は高級紳士服仕立てのお店を経営していると知って納得)また、そこに集まってきている若者は、みんな気さくで明るく、「類は友を呼ぶ」とはこのことかと、思わず納得してしまいました。
 早速、入門して週1回の稽古に励みましたが、とにかく準備体操から大変。「身体を壊さないこと」を大変重視しているので、なんと20分程かけてヨガのポーズまで取り入れた柔軟体から始まります。その後、基本の突き、蹴り、移動稽古をして小休止。防具をつけて組み手や関節技の指導を受けます。
 拳真館で特におもしろいことは、館長が護身術として「週に1回しか稽古できない普通の人が、銀座の路上でおそわれた場合」を想定して色々な実践的指導をしてくれることです。「喧嘩は複数のことが多く、寝技に持ち込んだら二人目の敵に頭を蹴られてしまうので、立ち関節技を使う。」とか「関節技で倒したら逆上した敵が反撃してこないように、必ず肋骨か鎖骨に蹴りを入れて骨折させてから逃げなさい。このとき間違っても頭を蹴らないように。頭を蹴ると死んでしまうことがあるから。」とか、実際に自分でできるかどうかはわかりませんが、気分はブルース・リー(おっと、年齢が出ている)。
 もう一つ強調したいのは、拳真館には様々な目的の人がやってきて、それぞれの目的に合った指導が受けられることです。試合に出て勝ちたい強者は、毎日の様に本部道場通いつめ、現実にさまざまな試合で好成績を上げています。小学生のクラスは、いじめに負けない強い心を育てるため、そのお母さん方はストレス発散や健康のためetc.かく言う私も、今や仕事とは別のもう一つの肉体及び精神生活の中心として、拳真館が位置づけられようとしています。

奥田哲也


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